広報ひらど（平成23年11月号）のクラブ紹介に平戸カヤックスが紹介されました。

　野外活動が好きな平戸市在住の方でシーカヤックのガイドを目指す方を募集しています。　経験性別不問です。　興味がおありの方は、平戸カヤックスまでご連絡ください。

【連絡先】
代表　末永　直樹　　
HiradaoKayaks*平戸の海でシーカヤック
〒８５７-０１３４　長崎県佐世保市瀬戸越２丁目１８―１４
艇庫：平戸市川内町（千里ケ浜・シービューランチ前）
電話O９５６―４９―４O４３　携帯　O９O－５４７４―４５３９　
E-mail：info@hiradokayaks.com　

　11.12-13で、シーカヤックキャンプ（1泊2日）を実施しました。
今回の参加者は、対馬在住時代にともに山に登っていた宮ちゃんがゲストです。
　忙しい仕事の中、2011.9の登山教室モルゲンの屋久島縦走ツアーに引き続きのご参加です。

　本格的なシーカヤック初体験の宮ちゃんをマンツーマンでガイドしました。

 脱日常の世界

　今回の夕食は、豚ブロックをそのまま焼いて、表面から削りながら食べました。
味付けは、塩コショウのみ。これがうまい。

キャンプサイトとなった無人島は、多くの流木がありました。

復路は、かなりうまくパドリングしていますね。

　2011.11.11　礫岩登山

　11.6-9の3泊4日で、Hirado Expeditionを実施しました。
ツアーの最終日の前日（予備日）にカヤックで漕いだ航跡を確認するために、山に登りたいと考えております。
　今回は、参加者の日程的な都合で、航跡確認の登山はできませんでしたので、11日に礫岩からそのHirado Expeditionの航跡を望みました。

　航跡確認の登山は、「志々伎山」でも良いですし、「川内峠」や「上段の野」でもかまわないと思います。
また、「鯛ノ鼻」などほとんど歩かずして、平戸の海を望むことができる場所もあります。
　また、実際のツーリングが荒天で、予備日まで消化することもあるでしょう。

　今回登った「礫岩」は、登山道が公になっていないので、誰にでも登れる山ではありません。
また、その登山道も整備されたものではないので、一般的な登山者には少しだけハードに感じるかもしれませんが、魅力ある山です。

　その魅力ある山を中倉壮志朗氏の写真でお楽しみください。

 干潮の時の千里ケ浜は、カヤックを運ぶの少し大変

群馬県からのお客様です。

　長崎出張の際の休暇をおとり頂き、わざわざ平戸までシーカヤックに来ていただきました。
ありがたいことです。宿泊は、ホテル蘭風をご利用いただきました。
ありがとうございます。

　今回のお客様も登山もされるということで、ガイド終了後に群馬県の名峰「谷川岳」の話で盛り上がり、楽しいひと時を過ごすことができました。

　平戸カヤックスは、1名様からガイドしております。
出張の際に、休暇をとってシーカヤックのガイドに参加していただける方もいらっしゃいます。
着替え一つで体験できるのが、シーカヤックガイドサービスの良いところです。
　今回のゲストも鹿児島の「かごしまカヤックス」など、各地でシーカヤックを楽しまれているようです。

　私もサラリーマン時代は、東京出張の度に、八ヶ岳・富士山・谷川岳・北アルプスなど関東甲信越の山を登りましたが、登山用具の運送に苦労した思い出があります。
その点、シーカヤックは、下着の着替えさえあれば体験が可能です。

　平戸カヤックスは、ラッシュガード、ウェットスーツ、マリンブーツなども無料でレンタルしております。
ぜひ、気軽にご利用ください。

2011.11.5-9（前宿＋３泊４日）で、Hirado Expedition（平戸一周）を行いました。

　平戸の沿岸をざっと電子地図で計測すると約90㌔になります。

　『一周すると何㌔になるの』という質問には、『およそ100㌔』と応えるようにしています。
『何日で周れるの』には、ツーリング期間中に好条件が続いたとして、『シーカヤック未経験者でも、ある程度の体力を有する場合で、3泊4日』、『経験者で体力がある人で、1泊2日』と応えていましたが、やはりツーリングを楽しみ確実に周回するためには、さらにあと1日は必要と感じました。さらに、悪天候を考慮すれば予備日が1日あった方が無難なようです。

　今回は、山岳ガイド協会の先輩でもあるヒマラヤ遠征5回でエベレスト登頂者のＫさんが参加予定でしたが、急遽、山ガイドで欠席となり、計5名でのツーリングとなりました。

1日目【11/5（土）】
　集合のみ

1日目【11/6（日）】
　

    雨のためいきなりの待機、雨あがりを待って出発準備

　カヤックのツーリングは、パッキングに時間が必要。

　出発は、10：00を過ぎてしまう。
今回の参加者というかガイド仲間の３人。

 ４隻５名での平戸一周

　海でも山でも、私は写真を撮るばかり、せめて乗っているカヤックでも写そう。

　平戸南部の海岸　この浜でのキャンプは、２度目で、山菜ハイクでも何度か来ている。

　イノシシの焼肉　とてもおいしかったが、もう少し軽めに焼いて食べたかった
しかし、イノシシは、きちんと焼いて食べなければいけないようです。
　平戸島は、人口より多いイノシシがいるのではないかということです。年間駆除頭数３千頭。

 2日目【11/7（月）】

 平戸南部を尾上島方面へ漕ぐ

　最近、京都から平戸へ戻ったＯさん。冷静沈着なパドリングで、ツーリングを無難にこなしています。
エスキモーロールも一発目で、クリアーしました。いるんですね。こんな人。かなり運動神経が優れています。
　次年度から、平戸カヤックスのスタッフとしても活躍してくれそうです。
　代表の立場としては、スタッフの活動の場をい広げるため、営業活動が必要です。

　『シーカヤックで感じる西海の自然！カヤックで平戸観光を満喫！平戸カヤックス』にぜひ遊びに来てください。
ご家族向けの体験メニューや体験キャンプメニューもそろえてお待ちしております。

 先日、お世話になったばかりの高島で、ひとやすみ

　　島阿値賀島の西を漕ぐＯさん。

　これまで、参加者全員が問題なく安定したパドリングで航行。
ということで、阿値賀島まで足を伸ばしました。

　阿値賀島は、国指定の天然記念物です。
火山岩の柱状節理が発達した断崖で、島の上部にビロウ（群落北限地）が混生し、海上からも視認（右上）できる。
上阿値賀島のには、オオミズナギドリ、カラスバト、アマツバメ、シマセンニュウが生息している。

　平戸島をシーカヤックで漕いでいると多くの野鳥に出会います。
野鳥観察には、平戸島でのシーカヤックもってこいです。
　野鳥のことも少し勉強しないとね。

　阿値賀島からは、潮流と風が進行方向と全く逆となり、思いのほか時間を要しました。
そのため、こんな素敵な写真？が撮れました。

3日目【11/8（火）】

　平戸島で最美しい海岸線

いつもお世話になっている田の浦温泉の敷地内にテントを設営させていただきました。

4日目【11/9（水）】

　最終日は、田ノ浦から平戸瀬戸を越えて、20㌔あまりのツーリングとなります。
皆さんに、『平戸瀬戸が大変ですね。』とよく言われますが、転流（潮止まり）に通過するので、さして問題ではありません。
それよりも、田ノ浦からでてすぐの平戸島北端（白岳直下）が、いつも三角波があって、難所となっています。
この場所の通過が、ツアーの成功のカギを握っています。ということで、カヤックになれた後半に北端を通過するのがベターと考えています。
　ということで、今回も最終日となりました。

最終日は、北よりの風が吹いています。

　平戸島北端の通過
　今回は、逆潮、逆風、３ｍ超うねりで、出航してから30分程度で引き返しました。
この状況で、沈脱すると安全なレスキューが困難と判断しての撤退です。
　地元の方いわく、もうしばらくすれば潮が止まるとのことでしたが、全員が明日から予定が入っており、今回は田ノ浦で終了しました。

　全行程の4/5というところでしょうか。
平戸一周を安全に行うためには、どうしても平戸島北端の通過がカギとなりますので、地元の漁師に情報を求めたいと思います。
ここは、平戸瀬戸の転流とはかなりずれているようですが、潮汐と潮流の一定のリズムはあるはずですので。

　幕営敷地を提供、おにぎりの差し入れ、平戸カヤックスまでの送迎など、田の浦温泉さんには、本当にお世話になりました。
この場をかりて、改めてお礼申し上げます。

　11.5-14まで、平戸で下記の活動を行いました。

平戸カヤックス
　11.5-11.9　Hirado Expedition
　11.10　　　　カヤック体験
　11.12-13　シーカヤックキャンプ

登山教室モルゲン
　11.11　　　礫岩

　詳細は、あらためて更新します。

　Hirado Expedition　で漕いだ平戸の海

 Photo by NAKAKURA SOSHIRO

下阿値賀島　　上阿値賀島　

礫岩

　2011.11/12(土)-13(日)　キャンプツアーを実施します。
まだ、十分に参加可能です。ぜひ、ご参加ください。

　キャンプツアーについては、こちらをご覧ください。

　直近の予定

　11/5（土）-11/9（水）　Hirado Expedition
注）参加の都合で、一部予定を変更しております。

11/10 （木） カヤック体験　15：30-18：00
　まだ、十分に参加可能です。ぜひ、ご参加ください。

11/11　礫岩登山　平戸一周の航跡を見ることができます。
登山教室モルゲン主催
日時：2011.11.11（金）　平戸　礫岩287m（国指定天然記念物）　「平戸の固有種イトラッキョを求めて」
　　ガイド料7,000円（保険料込）
　　行動予定：千里ケ浜集合7：30⇒登山口⇒志々伎山⇒千里ケ浜　解散16：00　温泉：ホテル蘭風
　　※　礫岩は、国指定の天然記念物となっており、自然保護が重要な山です。登山道は、地元の方の
　　　　みが知るルートでガイドブック等は全く存在しません。一部岩場もある整備されたルートではありま
　　　　せんが、一般の方でも十分に登山可能です。興味がある方は、ぜひご参加ください。
　　　参加申込の方は、携帯メールnaturegaido@docomo.ne.jp　へ