今年は、シーカヤックでの遭難事故が各地で発生いたしました。
登山や海水浴などの遭難事故数と比較する微々たる数かもしれませんが、愛好家の人数がすれば以外と発生率は高いのかもしれません。

　１２月にはシーカヤック２隻が転覆状態で漂流しているところを発見され、乗船していた２名が死亡するという事故が発生しました。

　管内の海上保安部で、「シーカヤックの海難防止カード」を作成されています。
第四管区海上保安本部

シ ー カ ヤ ッ ク 海 難 概 要 （H23 ～ H25）第三管区海上保安本部

　事故を未然に防ぐポイント【平戸カヤックス】

①　自然を肌感じ知る事
　どうなんに優れた技術や装備があっても対応できない時がある

②　自身を知る事
　技術も重要だが、窮地に陥った時に精神状態が重要
　精神的に強いのか、弱いのか

③　段階的に経験値を上げていくこと
　②にも共通するとが、現在の自身の技量を見極め活動範囲や天候
　など全ての要因を判断して、無理な活動は慎む
　経験を重ねることで、活動の幅はおのずと広がる

④　適切な装備
　季節に応じた適切な装備でカヤッキングを楽しむ
　【低体温症】の知識は必修
　水は空気の２５倍もの早さで熱を奪う
　もし流水であれば、さらに早く熱は奪われる

⑤　スキルの修得
　スクールや経験者からの指導で、基本に忠実なスキルを身につける

⑥　時には厳しい環境での活動が対応能力を養う
　スクールや仲間内で、バックアップ体制をとった上でのレスキュー訓練の実施
　※　窮地陥る時は、海況が厳しい状態
　　　静水での問題なくできたレスキュー万が一の場合は簡単にできないことを知る

⑦　最悪の状態を常に考えながら活動をする
　　たとえば、ここで枕脱して万が一漂流したらどうなるかなど・・・・・・
　　おのずと「風向き」・「装備」・「通信手段」・「単独で大丈夫か」など
　　いろんな要素を考えることができる
　　常に予見することが大切

　　実はこんな文書を書くことも自身の戒めになると考えています。
　安全で楽しいカヌーライフをめざしましょう。

　20161218カヤックフィッシング
平戸カヤックスの釣り好きメンバーに声をかけたが、
みなさん仕事や都合で参加できず単独での釣りとなった。

　単独での釣りの場合は、運搬が楽なコリン・スリートの出番となる。
なにせハイエースの車内にそのまま積み込むできる。
　

    予報は南風が2m～3mだったのだが、波浪が思った以上にあり釣りづらい。
正午には、終了すつもりだったがそのまま風にながされながら、
北上して岬を越えれる。
　さすがに岬付近で、潮流と波浪が複雑で釣りはできなかった。
しかし、複数の遊漁船が浮流しをしていた。
　
　出艇場所に戻るには、南下しなければならず再び風と潮に逆らいながら岬を越える。
そのままやめればいいものを結局14時までの浮いていた。

　釣果は、カヤックフィシングでは貧果であった。
・キジハタ
・アカハタ
・アラカブ
・マトウダイ

マトウダイ(的鯛)

　父が鮮魚店をしていた頃、よく仕入れていた魚
刺身で食べたらとてもおいしかった。

　今回の使用艇

Ｂａｙ Ｒｏｍａｎｃｅ Ｋａｙａｋ’ｓ　コリン　アスリート
センターコンソール　生簀付
全長：322cm　全幅：71cm　
重量：約18kg(フラットデッキ仕様)
重量：20kg(センターコンソール仕様)
フラットデッキ仕様 価格：195,000円（税抜）
センターコンソール仕様 価格：227,000円(税別)
生簀オプション価格：14,000円(税別)

　早岐瀬戸でシーカヤックに乗ってみよう！

シーカヤック潮流ライディング【長崎県佐世保市早岐瀬戸】
Sea Kayaking Lessons  in Tidal Current 【Haiki　Strait in Japan】 

 　もしかしたら日本で一番快適に安全で速い潮流でシーカヤックを楽しめるかもしれません。
流れは強くてもボイルや渦は、そんなに強烈ではないので慣れれば楽しくライディングできます。
　シーカヤックは、小潮でも十分楽しめます。

お問い合せ　平戸カヤックス　末永　090-5474-4539

  先日、フィッシングカヤックを購入していただいたお客様から冬場のカヤックフィッシングのウェアについて質問を受けました。
ゲストのアウトドアの活動経験については存じあげていませんけど、自分の感覚で話をしてもすぐに理解していただけないかもしれないので、自分なりに少し整理してみました。

　レイアリングの基本は、シーカヤックでも山でも同じですが、より濡れるのはあきらかにシーカヤックです。活動している温度域が登山よりもはるかに高いのが海での活動です。

　どちらがより危険なのかはなかなか単純には比較できませんが、皆さんが考えている以上にカヤックフィッシングは危険要素がたくさんありそうです。

　前置きはさておき独断と偏見ではありますが、「カヤックフィッシング用の秋・冬用ウェアについて」すこし考察してみました。

　この資料を作成して思ったのは、やはり　mont-bell　さんは、総合アウトドアメーカーで、アウトドア業界にはとても貢献しているということです。

　12月1日～4日まで、ＪＳＣＡのガイド仲間とカヤックの研修会に参加しました。
ここ数年、北九州でのＪＳＣＡインストラクター１の検定会後に実施されてきた自主研修会が、今年は佐世保市と人吉市で開催されました。

　写真は、参加者の方のＦＢなどから一部拝借させていただきました。
ツーリングと早岐瀬戸潮流研修は、プロカメラマンに写真撮影していただいているので楽しみです。

　私もはじめて、全日程で参加することができました。
前半の佐世保研修は、針尾島一周ツーリングと早岐瀬戸の潮流研修です。

　12月1日
　北九州市の検定会会場から、8名のＪＳＣＡインストラクターの皆さんが平戸カヤックスを訪問されました。
すでに4日間の検定会で前泊を含めると4回程は懇親会されているはずですが皆さんお元気です。
　

　

12月2日　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
針尾島ツーリング

12月3日　

早岐瀬戸潮流研修

早岐瀬戸の潮流講習の後は、佐世保バーガー

12月4日

　はじめてのダウンリバーで、球磨川くだり
とても新鮮な感覚でした。