みちびき(準天頂衛星システム)とは
GARMIN魚探の測位性能
準天頂衛星システム「みちびき」(QZSS)のL1S信号は、GPSなどのGNSS信号を補完・強化するための専用信号なので、ガーミン魚探では、「みちびき」(QZSS)の衛星測位サービス(GPS補完サービス)の受信はできています。
ただし、魚探の衛星受信画面では、「みちびき」の信号を受信できていることは確認できません。
最新の ECHOMAP ULTRA2 及び echoMAP UHD2 タッチ では、SLASのL1S信号を受信できているという情報もありましたが、確定できていませんので、?にしております。
| 機種名 | 衛星 受信 |
みちびき 衛星測位サービス GPS補完サービス |
SLAS サブメータ級 測位補強サービス |
CLAS センチメータ級 測位補強サービス |
魚探 表示 測位 誤差 |
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| L1 信号 |
L5 信号 |
L1S 信号 |
L6 信号 |
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| 現行品 | ECHOMAP ULTRA2 102sv | 10Hz | 〇 | 〇 | ? 対応確認 できていません |
× | 未確認 |
| echoMAP UHD2 92sv |
10Hz | 1.82m | |||||
| 廃版 | ECHOMAP ULTRA 102sv | 10Hz | × | × | 3.0m | ||
| echoMAP 93sv UHD |
5Hz | ||||||
| echoMAP™ Plus 75sv |
5Hz | ||||||
| echoMAP Plus 45cv |
5Hz | ||||||
| みちびき サービス名 |
信号の 種類 |
周波数 (MHz) | 内容・機能 |
オープンスカイ |
利用方法・備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| 衛星測位サービス GPS補完サービス |
L1C/A, L1C/B, L1C, L2C, L5 | L1: 1575.42 L2: 1227.60 L5: 1176.45 |
GPS互換の測位信号を送信。都市部での衛星捕捉を改善し、基本的な位置情報提供。 |
L1のみ受信 さらにL5受信で 0.5-1.5m |
スマートフォンやカーナビなどで標準利用可能。L1C/Aは6号機以降停止予定でL1C/Bへ移行。 |
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L1はGPSの基本信号で、ほとんどのスマートフォンやGPS受信機で利用可能です。一方、L5はGPSの近代化プログラムの一環で、干渉耐性が高く、安全クリティカルなアプリケーション(例: 航空機着陸支援)向けに設計されています。L1とL5を組み合わせることで、電離層による誤差を計算・補正し、測位精度を1m以内に向上させることが可能です。 |
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GARMIN魚探 |
L1信号対応 オープンスカイでの衛星測位誤差約3m程度(衛星測位誤差3.0m) |
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| SLAS サブメータ級 測位補強サービス |
L1S | 1278.75 | GPS誤差補正情報を放送。サブメータ級の精度向上を実現。災害・危機管理通報も兼用。 |
1.0m未満 |
対応受信機でリアルタイム補正。無料で利用可能。アジア・オセアニア地域対応。 |
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L1SはQZSS(SLAS)の補強信号(オージメンテーション)です。 |
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| GARMIN魚探 の対応 |
具体的な対応機種は確認できていません。 |
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| CLAS センチメータ級 測位補強サービス |
L6D, L6E (L6信号経由) |
1278.75 | 高精度補正データ(MADOCA-PPP方式)を放送。センチメータ級測位と信号認証を提供。 | 6〜12cm (静止体) 12〜24cm (移動体) |
静的/動的測位対応。測量・自動運転などに適し、無料。L6Eで2000bpsのデータ配信。 |
| L6はQZSS(CLAS)の補強信号(オージメンテーション)です。 QZSSはGPSを補完し、特に日本上空での精度向上を目的としています。 |
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| GARMIN魚探 の対応 |
全てのGARMIN魚探で非対応です。 L6は主に測量・自動運転向けの高度な補強信号のため、marine製品では限定的です。 |
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2026年1月2日現在、準天頂衛星システム(QZSS、「みちびき」)の運用中衛星は5機です。
| 衛星名称 | 愛称 | PRN番号 | SVN番号 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| QZS-2 | みちびき2号機 | 194 | 002 | Block II-Q、準天頂軌道 (QZO) |
| QZS-3 | みちびき3号機 | 199 | 003 | Block II-G、静止軌道 (GEO) |
| QZS-4 | みちびき4号機 | 195 | 004 | Block II-Q、準天頂軌道 (QZO) |
| QZS-1R | みちびき初号機後継機 | 196 | 005 | Block IIA-Q、準天頂軌道 (QZO) |
| QZS-6 | みちびき6号機 | 200 | 007 | Block III-G、静止軌道 (GEO) |
PRN番号(L1C/A信号の識別コード)
L1C/A信号とは、GPSのL1周波数(1575.42 MHz)で使用される民間向けの標準信号です。
Block II(古い衛星)
L1C/A信号を主に送信(PRN 193-202)
Block III(新しい衛星、例: QZS-6)
L1C/Aを送信せず、現代的なL1C信号(BPSK変調、PRN 203-210範囲)を使用。L1C/A互換性は限定的
QZSS衛星はシステムとして認識され、Skyview上で他のGPS衛星と同様に位置表示されますが、数値的なPRNコードは画面に現れません。