平戸カヤックスは、この春からJSCA公認スクールとなりました。

シーカヤック講習会積極的に開催していきます。

公共の施設でのカヤック体験などのインスラクター 、 シーカヤックガイド、シーカヤッカー、カヤックアングラー 等 グループでの受講も承ります。
今さら、講習なんて受けられるかと思っている方も多いと思いますけど、カヤックも山(末永:日本山岳ガイド協会認定ガイド)も現役で活躍しているガイドほど講習会へ参加しています。

カヤックはともかく、山岳ではこれだけ遭難事故が発生していますから、今後はシーカヤックも山と同様に自称ガイドでは務まらなくなってきます。
JSCAは、そのために「ベーシックインストラクター」を新設しました。

末永は、21年間保険会社勤務後に、シーカヤックと山岳のガイドをはじめました。
保険会社勤務時代から、山岳遭難と保険支払の関係などを興味を持って調べていました。

現在でもガイド仲間から、保険の相談をたびたび受けます。
私の場合は例外として、通常ガイドは協会に所属していないと、保険のことをきちんと理解している方少ないと思います。

ガイドの中にも、顧客の傷害保険と施設賠償責任保険の区別がついていない方も多くみかけます。
さすがに、JSCA公認スクールの代表者は、かなり保険にも精通していると思います。
これも顧問弁護士を通じての勉強会等のたまのでしょう。

インストラクターやガイドの方には、アウトドアに関するリスクマネジメントについても、講習をさせていただこうと思います。
保険に関することは、一般のカヤッカーやカヤックアングラーも知っておいた方が良い知識です。

1回だけではなく、反復しての講習が大切ですので、リピター割引も新たに設けました。
ぜひ、シーカヤック講習会への参加をお待ちしております。

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私がシーカヤックをはじめたのは、1994年の初冬だったと思います。
当時は、トライアスロンをやっていたころで、週に数回程度2~3㌔泳いでいる時期でした。
それでも、はじめてのカヤックを海水浴場で乗ったにも関わらず少し怖かった思い出があります。

しばらくは、冬場にだけ釣りにシーカヤックを使っていましたが、所有していたカヤックが、二人乗りのダスキーベイ(クオリティーカヤック)であったために重くて仕方がありませんでした。
ダスキーベイを一人で担いで乗っていたわけですから、それだけでもかなりの労力になります。

その後、ナノックのエクスプローラーを購入してからは、ツーリングに使っていました。
パドルフロートレスキューだけは、きちんと練習してからおもに冬場に漕いでいました。
当日は、夏場はトライアスロンがありシーカヤックどころではありませんでしたから。

当時のシーカヤック記録

もちろん誰から教わることもなく自己流で適当に漕いでいました。
シーカヤックガイドになろうと決めた段階で、JSCAの前会長であった西胤氏(カヌースクール九州 代表)に師事して
シーカヤックのことを一から学びました。
近年は、副会長の吉角氏(パドルコースト 代表)にも検定会や講習会でお世話になっています。
同じJSCAのメンバーのナダカヤックスの末光氏にも何度も講習を受けてきました。

自己流の時は、まずカヤックを傾けて漕ぐということを理解していませんでした。
ラダーがついているシーカヤックを最初から購入して、誰からも教わっていないカヤッカーは、リーニングやエッチングを理解できないと思います。
これは、私自身が自ら経験していることです。

エスキモーロールなどは、シーカヤックではできないと思っていました。
できるとしたら特別に身体能力の優れたごく一部の人だけだと。
試そうとも思いませんでした。

ロールの修得にもかなり時間を要したうえ、できるようになってからも何度がスランプがありました。
他人より苦労して身に着けた技術ですので、失敗事例など逆に理解できるかもしれません。

最近は、平戸でもしばしばカヤックアングラーを見かけます。
もともと釣りからはじめたカヤックですから、せっかく平戸でシーカヤックガイドしているわけですから、カヤックフィシングを本格的にはじめるつもりです。

今後は、カヤックアングラーの方々にも講習を行うことができたらと考えています。