2021年12月 新機能!Deepモード搭載 の
5型ワイド液晶ポータブルプロッター魚探 PS-611CN Ⅱ が発売されました。
Deepモードの振動子 TD25(50/200kHz) は、これまでの TD04A(200kHz)
より、はるかに大きくこれまでスカッパーホールから引き上げて、設置できた多くのカヤックでのスルーハル設置ができなくなりましたが、ヒラドシェイカーは、ノーマルでもスルーハル設置が可能です。
カヤックフィッシングの場合、振動子の主な固定方法は以下の3通りになると思います。
◆ スルーハル方式(専用スカッパーホールから引き上げ)
◆ インナーハル方式(ハッチ内部の船底に固定)
◆ 舷側に設置する方式(艤装パーツを使用しての横出し)
デスペラードやヒラドシェイカーは、ノーマルでTD04A(200kHz)をスルーハル方式
で、設置できるように専用のスカッパーホールが設計されています。
ヒラドシェイカーは、TD04A(200kHz)よりさらに大きなTD03(200kHz)もノーマルで対応できるようにしていたため、Deepモードの振動子 TD25(50/200kHz) を少し加工することで、スルーハル方式が設置が可能となります。
なお、ガーミン魚探のオプションスカッパーホールであれば、GT41サイズおよびGT20サイズ
であれば加工なしで設置可能です。
アームが干渉してスカッパーホールの中には入りませんので、アームをカットすることになります。
アームは基本的に振動子の固定のためのプスティックで、振動子のセンサー等は入っておりませんので、カットしても問題ございませんが、削りすぎには気をつけてください。また、密度が高くかなり固い素材のため加工時の怪我には
くれぐれもご注意ください。
振動子固定用の穴は、最小限の穴が良いと思います。
可能な限りアームに近いところに穴をあけることをおすすめします。
この穴に丈夫な細引き2ミリ程度「推奨:イザナス製(旧:タイニーマ製)」を
通して、ショックコードで振動子をスカッパーホールに固定します。
加工後のTD25振動子をスルーハル設置
(ヒラドシェイカー ノーマルスカッパーホール)
加工後のTD25振動子をスルーハル設置
(ヒラドシェイカー ノーマルスカッパーホール)
振動子の先端を、スカッパーホールの対角線に合わせて設置すればきれに
ホール内に収まり、固定後にずれることもありません。
通常魚探の超音波は円錐状に広がっていきますので、振動子の設置方法は
この状態でも何ら問題ございません。
振動子の固定方向にこだわる場合は、振動子に両面テープを張りつけて設置
後に、づれないように調整してください。調整をしなければショックコード
で、テンションをかけた時に振動子がづれてしまいます。
上記の写真の状態で、あればホールの対角線上にきっちり振動子が収まり
いい感じです。
下記の写真は、ガーミン振動子GT41サイズの写真になります。
こちらは、アームもそのままで一切の加工なしで設置が可能です。
PS611CN Ⅱ Deep仕様
BMOバッテリーセット 在庫2個あります。
ご入用の方は、平戸カヤックスHPお問い合わせからご連絡ください。