航海日誌

2012.10.22カヤック体験9:00-

 長崎からご夫婦にカヤックを体験していただきました。
前日は、綾香水産の定置網体験をされ「民宿きみえ」に宿泊されていました。

 前日の定置網体験で奥様が船酔いしたらしくシーカヤックでの船酔いを心配しながらのスタートでした。

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 この日は、朝から南風が吹いていました。

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 スタート直後の海は、写真を見る限り穏やかな様子ですけど。
かなり風が吹いています。

100_0361 時間がたつにつれて、風も波も強くなってきました。
本当に厳しい状況のときは、写真は撮ることはできません。
 写真は、余裕があるときだけですね。

 ということで、奥様も酔う暇も余裕もなかった思います。
次回は、もっとゆっくりとのんびりと漕ぎましょう。

 この日は、小関くんが単独でもカヤック体験のガイディングができるように研修を兼ねていました。
どのような海況までガイディング可能かは、参加者の人数・経験・年齢等ににガイドのスキル、経験等で異なると思います。
 この日は、初心者の場合でいっぱいいっぱいのガイディングであったと思います。

 午後からは、一時期南風が台風なみに吹いていました。
気象庁の過去天気の統計上は、この日の最大風速は8.2m/sですが、千里ケ浜では15m以上吹いていた時期もあったと思います。

 ガイド終了後、サーフ状態でTレスキューを3人で交互に実施しましたが、お互いに手順を理解しているので可能でしたが、初心者をこの状態でレスキューするのは
かなり困難と感じました。
 レスキューの失敗を常に念頭において、バックアップを取っておくことが必要です。

 そのバックアップとは、
1. 1人艇から2人艇にして、カヤックの数を減らす。
2. ガイドレシオを考慮する。海況や参加者で、ガイド数を再検討する。
3. とにかく沿岸を漕ぐ。同じ海況でも沖合いと沿岸では精神的な不安が全く異なる。
4. ガイドの海域を変更する。(漕ぐ場所を変える。漕ぐ場所を限定して、風と波を避ける。)
5. ツアーを中止する。
6. その他

 このような判断ができるようになるためには、ガイド自身が厳しい状況でのカヤッキングを経験しておく必要があります。
ツアーでガイドが厳しいと感じる場合は、ゲストは漕げませんから。
 プライベートで漕ぎ続けることも大切です。

 これは、山も同じ。

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最終更新日: 2012 年 10月 29 日


2012.10.14カヤック体験12:30-

 長崎から若者6名がカヤックに乗りに来てくれた。
でも1時間遅刻。
 他のお客様がいなくてよかった。

 長崎大学医学部バレー部の6名だ。
私の子供といってもよいくらい年齢が離れているが、それほど年の差を感じない。
 でも彼らからすればただのおっさんなのだろう。

 さすがに若いので肌につやがある。
私もあのような時があったと思う。
気持ちだけはいつまでもというところか。

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 写真にはないが、多量の「かぼちゃいりのぜんざい」完食ありがとうございます。
 しかし、どうも平戸カヤックス、登山教室モルゲンとも私が主催するツアーは、食料が多すぎるようだ。
特にカヤックガイドでは、荷物の制約が登山ほどないのでその傾向が大きいようだ。
 1dayツアーの際は、食べ過ぎて体が動かないということがあってはいけないので少し考えなければならない。
リピターのゲストから昼食少なめでというリクエストまでいただいている。

 ところで、 「かぼちゃいりのぜんざい」マネジャーに作ってもらいましたか?

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 平戸大橋をバックに記念撮影
カヤックも入れさしていただきました。

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 カヤックに乗ってからの記念撮影は、お世話になっているホテル蘭風も背景に入れて。

 彼らは、カヤック体験が終了してからも千里ケ浜で楽しんでいたようです。
かなり開放的な楽しみ方で、これまた他のゲストがいなくてよかった。
 青春ですね。
 また遊びに来てください。


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最終更新日: 2012 年 10月 29 日


2012.5.15 1day 自艇参加

 遠く愛媛県からT様に自艇のP&H シリウスで1ayツアーに参加していただきました。
15年程のシーカヤックの経験者でベテランのカヤッカーです。
 
 前日の宿泊は、田の浦温泉ということでした。
料理もお風呂も最高、満足されたようです。

 この日は、あいにく朝から北東の風がありました。
とりあえず経験者ということもあり、キャンプツアーを行う野島を目指し南下していきますが、次第に風が強くなっていきます。

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 快調に飛ばすTさん。
最初は、追い風追い波で楽だなあという感じだったのに。

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 あまりに風が強くなったので、いったん上陸して思案。
『このまま進んでいいものか。』
『いざとなれば、歩いて帰ればいいか』
 
 とりあえず、なるべく岸沿いに南下していく。
何とか野島まできたが、北東風がまともにあたるため、手前の黒島で昼食とする。
 今日の昼食は、カレーライスとサラダ。
毎回のごとく多量の昼食を二人で食べてしまい、お腹がはって動きづらい。

 さらに30分くらいのんびりして、いざ北上。
風はさらに強くなりあえなく敗退。

 タクシーを呼ぶが、30分程度は時間がかかるということ。
30分後に電話すると回送費がかかるということだ。
平戸でもタクシーの回送費がかかるとは知らなかった。

 歩いていたら、車が停車して千里ケ浜まで乗せてもらった。
ラッキー。
 朝から沸かしておいたドラム缶風呂を浴びて、カヤックの回収へ向かった。
長いガイドでした。

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最終更新日: 2012 年 10月 29 日


2012.10.13技術講習

 今年3日目の参加となるMさんに技術講習を受講していただきました。
終日の講習となるので、高岡くんも一緒に受講します。

 技術的な講習を後から見直すことができるように【講習テキスト】を下記のもの活用しています。
写真が多く非常に分かりやすいです。
 ただ、テキストに出てくる装備が、一部のメーカーが販売しているものだけかなり偏っていますけど。
これは仕方ありませんね。
 よくできていると思います。

【講習テキスト】
カヌー&カヤック入門 川・海・静水別、基本&実践テクニック集 Outdoor books 辰野勇  山と渓谷社  1,680円(税込)


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ローブレイスの練習中のM氏

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ローブレイスの練習中の高岡くん、カヤック4回目。

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 基本的な練習をする際は、無風に限ります。
写真を見る限りほとんど風がないですけど、この日も多少風があって風を避けながらの講習でした。

 室内のプールで講習することができれば、皆さん覚えも早くなると思います。
特にロールなどは、かなり習得が早くなるかも。

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最終更新日: 2012 年 10月 29 日


2012.10.12 修学旅行カヤック体験

10月12日、千葉県の高校生の修学旅行カヤック体験を実施しました。
参加者は、午前13名午後12名。

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 平戸カヤックスは、ヤシの木とビロウに覆われています。
これらの木があって、カヤックを保管しておくことができます。
 千里ケ浜は、南風が直接あたり台風の直撃を受ければ40m/s近くの風が吹くこともあるようです。

 この夏に台風が直撃した際、平戸カヤックスにいましたが直接の被害はありませんでした。
開業以来はじめての台風直撃でしたので心配していたのですが、何事もなくほっとしています。

 ビロウは、秋になると黄色の甘い実がなります。とてもフルーティーな香りがするのです。
あまりの甘い香りに一度食べてみたことがありますが、ネットで検索してみても食料としているような記述は見当たりませんでした。
 まあ、腹痛もなかったので害にはなっていないと思いますが、そういえば鳥が食べているのを見たこともないのだけれども・・・・・・・。

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 午前の部の記念撮影です。
写真では分かりませんが、風が強く十分に乗せてあげることができませんでした。ゴメンね。

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 午後も午前に引き続き風が強いです。
ガイドもみんな心配しています。
 何とか乗せてあげたいので、風を避けることができる防波堤の付け根まではカヤックをみんなに引っ張っていってもらい干潮で狭い範囲でしたが、
風を避けて体験を実施しました。

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 少し慣れてくると範囲を広げていきます。

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 帰りは、平戸カヤックスまで漕いでいきますが、安全のために岸近くを航行しました。
全くといってよいほど、写真では風が強いことは分かりませんね。

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 最後にみんなで記念撮影。
お疲れさまでした。
 また、平戸カヤックスに遊びに来てください。

 シーカヤック : WFK 知床
最近、高岡くんの練習艇になっています。
 高岡くんは、9/27と10/4は、修学旅行のガイドが終わって暗闇の千里ケ浜で練習しました。
この日は、1時間の早朝練習です。
 彼の自宅は、平戸カヤックスから5分ですから、きっとうまくなるでしょう。
とにかく乗る機会を増やして、長い距離を乗ることです。
 がんばってください。

 私には、近くに教えてくれる方がいないので定期的に、北九州のカヌースクール九州の西胤さんと
天草のナダカヤックスの末光さんに教わっています。
 フォーワードストロークは、矯正したつもりだったけど写真を見るとまだ腕が下がっています。
2012年11月のJSCAの検定は、受かりたいと思っていますけど。

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最終更新日: 2012 年 10月 28 日


2012.10.4 修学旅行カヤック体験

 10月4日、埼玉県の高校生の修学旅行カヤック体験を実施しました。
参加者は、午前9名午後14名。

 一般のカヤック体験(2時間30分)は、基本的な講習の後往復3㌔程度のショートツーリングを実施していますが、修学旅行のガイディングは、
おおむね陸地から200m以内の千里ケ浜で実施しています。
 しかし、1回でガイドする人数が多いことと、ご覧のように限られた海面でのガイディングではないので、かなり気を使います。
ツーリング形式のガイディングであれば、全員が一定の方向へ漕いでいるため比較的安全を管理しやすいと感じています。
 一方、修学旅行の場合は、ある程度自由に漕がせているため広い範囲にばらつく可能性がありますので、集団をもう少し
狭い範囲にまとめる必要があると感じています。
 そのためには、子供たちが自由に漕ぎつつも楽しんでくれるような工夫をしなければなりません。
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 今期、中古で新たに導入した Nanok Progreso(ナノック プログレッソ)
まる2日間の整備で蘇りました。

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 体験ガイドの場合は、基本的に二人艇を使用しています。
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 二人艇であれば一人艇よりも幅広で安定がよく操船も比較的簡単で、2人に息が合えば一人艇よりもスピードが出ます。

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 午前の部の記念撮影。


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 午後の部の体験、二人ともいい笑顔ですね。
青春の思い出の一ページになったかな。

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 ガイドも生徒いい笑顔です。
みなさんの笑顔がガイドの励みにもなります。
 みんなありがとう。
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  全員でジャンプ!

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最終更新日: 2012 年 10月 28 日


2012.9.27 修学旅行カヤック体験

 まつうら党中平戸地区のほんまもん体験で、2012年秋の第一弾の修学旅行受け入れは、広島県からの中学生です。
午後の部に生徒11名と先生1名に体験していただきました。

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 風呂掃除をしているのは、この日のメインガイドの堤さんです。
佐世保市のシーカヤックガイドサービス『フリーダム』のメインガイドとして活躍するほか、まつうら党でもガイドをされています。
平戸カヤックスでは、立ち上げの時からお世話になっています。

 ガイドの前には、毎回ドラム缶風呂を沸かします。
ガイド終了時にお湯で手足を洗っていただいております。
 もちろん、通常のお風呂としても活用可能です。

今シーズンは、囲いを造り女性でも入れるようにしました。
 さらにドラム缶の横には通常のステンレス風呂を設置しております。
 
 この夏の台風にも耐えた手作り感100%の野外風呂は、星を眺めながら入ると最高です。

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 この夏、ツアーオペレーション艇としてPoint65 XO13(赤)、Point65 XO11(赤・緑) を導入しております。
ともに、横幅63cmと幅広で初心者の方にも安心して乗っていただけます。

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 ほとんどの方が、シーカヤック初体験です。
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 いつもこんなに穏やかであれば楽ですけどね。

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 全員で写真を撮るためにイカダを組んでいる間に少し沖合いに流されましたので、イカダをくんだままでガイド二人で牽引中です。

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 体験時間が短く、ラダーを使わずに体験していただくことが多いですが、時間がかかってもラダーのセッティングをした方が思い通りの操作が
できてよいのかもしれません。
 このあとの修学旅行の体験ガイドでは、ラダーのセッティングを行いました。

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 みんな、楽しんでくれたかな。
めがねをかけて、真ん中でVサインしているのは、最近平戸に移住してきた高岡くんです。
シーカヤックガイドを目指しています。本日がカヤック初体験です。
 がんばってください。

 

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最終更新日: 2012 年 10月 28 日


2012.8.29(15:30-18:00)カヤック体験

 熊本からお越しのH様に高校生の息子さんとお父さんでカヤック体験に参加していただきました。
2012年は、台風の発生が多くツアーの中止が多かったようです。
 この日も多少の風はありましたが、若いお父さんと高校生の息子さんのW艇なので全く問題ありません。

 お客様の笑顔がガイドの励みでもあり喜びでもあります。
また遊びに来てください。

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最終更新日: 2012 年 10月 11 日


2012.8.25 1dayツアー

 山ガイド、入院、カヤックガイドと多忙な日々?が過ぎて、やっと事務処理ができるようになりましたので、
更新していなかったツアー記録を一気に更新しています。
 カメラを忘れて更新できないツアーもあります。
ツアー記録がないお客様、ごめんなさい。

 8/25(土)平戸カヤックスの3周年記念の1dayツアーを実施しました。
企画だけして十分な広告宣伝ができなかったので、ゲストは4名様でした。
 次回企画する際は、もっと宣伝する必要があるようです。

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 今回のお客様は、千葉県からご参加のF様ご夫妻、地元平戸のM様、そして対馬時代の友人の宮ちゃんの4名です。
全員が、シーカヤック経験者です。 
使用艇 : WFK ジェミニ p8250006
 地元平戸のM様は、WFKのカヤックに憧れがあったようです。
水野社長も喜ぶことでしょう。
使用艇 : WFK バランスタッチ

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 宮ちゃんは、私とダブル艇でした。
使用艇 : WFK シースポツイン

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 平戸カヤックスのツアーは、いつも焚火を活用しています。
1dayツアーの昼食は、おき火になる前に調理できるホットサンドを南部鉄のホットサンドメーカーで調理しています。

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 昼食メニュー
○ ホットサンド
○ サラダ
○ シュチュー
○ グレープジュース
○ コーヒー

 写真が1人分です。これでも多いという話です。
ホットサンドは、二人分でよいのかもしれません。

 当初、ホットサンド2枚つまり食パン4枚具材入りのホットサンド。
当然、準備した本人もゲストも誰も食べきることができません。 
 山ガイドでも、テント宿泊の際に、夕食と朝食を出していますが、量が多いとのいう意見が多いです。
少し考えなければいけませんね。
 でも、とりあえずホットサンドは、食パン2枚で一人分ということで。
サンドは、カットしたほうが見栄えもするようです。

山ガイド:登山教室モルゲンもよろしくお願いします。
屋久島、日本アルプス、北海道のガイドも行います。
テント泊縦走なども実施しています。
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 昼食後、生月大橋まできました。
写真では、分かりませんが潮流があったのでここまで。
 その後、みずイカの墨攻撃を受けてしまいました。

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 定置網観光で、有名な綾香水産さんです。
網の修理をされていたようです。

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 カヤックに乗っている宮ちゃんの写真はこれだけ。
ごめんなさい。

 宮ちゃんとは、対馬の山を数多く登りました。
興味がある方は、ぜひご覧ください。

By hiradokayaks

最終更新日: 2012 年 10月 10 日


トレーニング

最近のカヤックの練習は、毎回日没後の30分程度です。

平戸カヤックスに宿泊する際の風呂前の僅かな時間を活用しています。

ところで、今日の千里ヶ浜の夜行虫は凄かった。
いつもあんなに多ければナイトパドリングをメニューに追加するのだけれど。

秋には、夜行虫が増えるのだろうか?
調べてみよう。

トレーニングの成果は、やっと左のハイブレイスも安定してきました。
わずか30分の練習でも継続すれば効果があるようです。

ウェイトレーニングも30分でもいいから再開しょう。

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最終更新日: 2012 年 10月 5 日